100円投資を始めて、ちょうど2週間。
毎日コツコツ積み上がり、
「今日は何円増えたかな」と口座を見るのが、ちょっとした習慣になっていました。
ところがある日、証券口座を開いた瞬間、目に飛び込んできたのは——
「未約定」
注文が、通っていない。
一瞬、背中がゾッとしました。
・設定ミス?
・証券会社の不具合?
・それとも、また何か致命的な判断ミスをした?
100万円を失った経験があると、
たった100円の出来事でも、無視できなくなるのです。
しかし今回、私はある決断をしていました。
それは、
「100円投資を止めてでも、優先すべきものがあった」
という判断でした。

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現在の運用実績(14日目)

保有資産合計:304円
評価損益:+4円
正直に言えば、
笑われる数字かもしれません。
日経平均は5万円が視野に入り、
SNSでは何十万、何百万の含み益報告が並んでいます。
それでも私は、こう考えています。
日経平均5万円時代に、+4円。
この「地味なプラス」こそが、今の私にとっての正解。
理由は明確です。
「金額は缶ジュースも買えない4円。でも、率に直せば1.3%。銀行に預けている何百倍ものスピードで、私のお金は働いてくれている」
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なぜ積立が止まったのか?(投資家としての規律)
今回、100円積立が「未約定」になった原因。
それは、
信用口座の保証金維持率を守るための「自動振替」設定でした。
何が起きていたのか
私はこの100円投資とは別に、
個別株の取引(信用取引含む)も並行して管理しています。
その口座では、
- 保証金維持率が一定水準を下回らないよう
- 現金を自動的に移動させる
という設定を入れています。
相場が動いた結果、
「守るべき資産」を優先するために、
100円積立用の現金が“防衛資金”として回された。
その結果が、
今回の「未約定」でした。
何を優先したのか
私は、こう判断しました。
- 100円を積み続けること
- 今ある資産全体を守ること
この2択なら、
迷わず後者を取る。
これは、
100万円を失ったときには、できなかった判断です。
100万損切りから学んだ「守りの投資」
昔の私は、
- 「積立は止めちゃダメ」
- 「ルールは絶対」
と、部分最適のルールに縛られていました。
でも今は違います。
ルールの目的は、資産を守ること。
ルールを守ること自体が目的ではない。
304円しか積めていない。
でもそれは、
リスク管理がちゃんと機能している証拠です。
焦って追加入金することもできた。
設定をいじって無理やり積立を通すこともできた。
それでも、やらなかった。
結論:投資は「増やす」前に「守る」もの
今回の出来事で、
改めて確信しました。
投資は、増やす技術よりも、
「壊さない判断」のほうがはるかに難しい。
100円投資は、
- 利回りを見るため
- お金を増やすため
だけのものではありません。
これは、
自分がルール通り動けているか
感情に振り回されていないか
全体のリスクを俯瞰できているか
を確認するための、
**「規律チェック装置」**でもあります。
「もし、私のように『設定ミス?』と焦った経験がある方は、まず自分のリスク許容度を見直してみましょう」
▶ 攻めのサブ口座については
→ 13記事目:DMM株「つみたてかぶ」解説

▶ 守りの中核(iDeCo)については
→ 12記事目:老後資金の設計記事

私は、
口座を分け、役割を分け、感情を分離しています。
ここまで読んでくださった方なら、
派手な数字よりも、
この地味な積み上げの意味が分かるはず。
また、続きを正直に書きます。

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