こんにちは、フリーター投資家のナカムラです。
今、このブログを読んでいるあなたは、きっと不安な夜を過ごしているのではないでしょうか。
イランをめぐる情勢緊迫、原油価格の高騰、そして真っ赤に染まった日経平均株価のチャート……。証券口座を開くたびに資産額が減っていくのを見るのは、誰だって指が震えるものです。
でも、まず最初にこれだけは伝えさせてください。 「大丈夫です。パニックになる必要は、これっぽっちもありません」
今日は、80記事目の節目として、不安なあなたの「握力」を確信に変えるための、少しだけ厳しい、けれど最高に誠実な話をします。
なぜ「下落」は、あなたにとってのギフトなのか?
ドルコスト平均法(積立投資)をしている私たちにとって、株価の下落は「資産が減るイベント」ではありません。正しくは**「将来の利益を安く仕入れるボーナスタイム」**です。
想像してみてください。 あなたが毎日買っている100円のパンが、今日だけ50円で売っていたら「損をした!」と怒りますか? むしろ「ラッキー!2個買える!」と喜ぶはずです。
積立投資も同じです。 同じ1,000円を積み立てていても、株価が下がっている時期は、より多くの「口数」を買い集めることができます。この「嵐の日に安く集めたタネ」が、数年後、数十年後の晴れた日に、大きな花を咲かせるのです。
前提として、老後資金をつくる事を目的にした20年-30年スパンの長期投資となります。
ドルコスト平均法を活用した長期分散積立投資は、短い期間で見た時は世界経済全体が減速するタイミングでは、含み損になることもあります。
なので、その悪いタイミングで投資資金を使いたいと思って売却すると損が発生する可能性があります。
かならず、余剰資金を投資に回すようにして、一生使わない、証券口座を見ない意気込みで、積立を継続するようにしてください。
【注意点①】「オルカン」は無敵の盾ではない
「とりあえずオルカン(全世界株式)を買っておけば安心」……そう思っていませんか? 投資家として、今のうちに知っておくべき「影」の部分を2つお伝えします。
「全世界」と言いつつ、実は「米国株」が約6割
オルカンは世界の企業に分散していますが、中身の約60%はアメリカの企業です。つまり、アメリカがくしゃみをすれば、全世界が風邪を引きます。「これ一本で完璧な分散だ」と過信しすぎると、今回の地政学リスクのような局面で、期待したほどの分散効果が得られないことに驚くかもしれません
為替の二重苦
今は円安のおかげで評価額が維持されているかもしれませんが、将来「歴史的な円高」に振れた場合、株価が上がっていても、円建ての資産額は目減りします。
オルカンは最強の「平均点」ですが、魔法の杖ではない。それを理解して持つことが、真の投資家の姿勢です。
【注意点②】「新NISA」に隠された残酷な罠
「NISAでやってるから損をしても平気」というのも誤解です。実はNISAには、下落時にこそ突き刺さる「2つの弱点」があります。
損益通算ができない
もしNISAで損を出して売却しても、他の証券口座で出した利益と相殺して税金を安くすることができません。「負けが丸損」になる。これがNISAのルールです。
非課税枠の再利用まで時間がかかる
焦って今売ってしまうと、その貴重な非課税枠を無駄にすることになります。
NISAは「利益が出て初めて恩恵がある制度」です。だからこそ、今のような局面で売ってしまうのが、最も「損」な選択なのです。
4月9日、私は「嵐の中」で旗を振ります
私のSBI証券での積立始動は、4月9日。 今この暴落を目の当たりにして、私は「ラッキー。さらに安くスタートできるチャンスが来た」と本気で思っています。
投資で最も難しいのは、手法を選ぶことではありません。**「正しい行動を、淡々と続けること」**です。
目的が「老後資金」なら、今日の暴落は長い航海の途中で起きた、さざ波に過ぎません。 証券口座を閉じて、アプリを消して、今日は美味しいコーヒーを飲んで早く寝ましょう。
システムは、あなたが寝ている間も、嵐の中を突き進んで種をまき続けてくれます。
「あなたはまだ、目先の嵐で船を降りますか?」 私は、目的地を信じて、このまま航海を続けます。
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フリーター投資家・ナカムラ 「100円投資」をシステム化。失敗を経験したからこそ、リスク管理とメンタル維持を最優先する軍師型投資家。

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