投資初心者の方にとって、「少額からコツコツ投資」はとても魅力的な方法です。
私自身も「まずは小さく始める」という考えから、1,000円で個別株の積立投資を試してみようとしました。
ところが――
実際に設定してみると、画面に表示されたのはまさかの表示でした。
「発注不可」
「え?1,000円から投資できるはずでは?」
今回はこの出来事を通して分かった、**日本株投資で初心者が必ずぶつかる“1株の壁”**について解説します。

■ なぜ「発注不可」になったのか?
結論はとてもシンプルです。
1,000円では1株買えなかったからです。
今回積立設定をした銘柄は
SREホールディングス です。
この会社の株価はおおよそ
3,000〜4,000円程度
です。
つまり計算すると
1,000円 ÷ 3,500円 ≒ 0.28株
になります。
しかし日本株は、
0.28株のような端数では購入できません。
その結果
1株未満
↓
発注不可
となったわけです。
■ 「100円投資」と何が違うの?
ここが初心者が一番混乱するポイントです。
例えば投資信託なら、
- 100円
- 500円
- 1,000円
といった金額指定で購入できます。
代表的な商品で言えば
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
などが有名ですね。
投資信託は
1,000円
↓
その金額分の口数を購入
という仕組みです。
一方、個別株は違います。
株数指定
が基本です。
つまり
1株
2株
3株
のように株数でしか買えないのです。
■ SBI証券の「S株」とは?
今回使ったのは
SBI証券 の **S株(単元未満株)**というサービスです。
通常、日本株は
100株単位
で売買します。
例えば株価3,000円なら
3,000円 × 100株
=30万円
必要になります。
それに対してS株は
1株から購入可能
なので
3,000円
で投資できます。
これは初心者にはとても便利なサービスです。
ただし注意点があります。
1株未満は買えないのです。
■ 今回のエラーを図で説明
今回の状況を整理するとこうなります。
設定した積立金額
↓
1,000円
株価
↓
約3,500円
計算
↓
1,000円 ÷ 3,500円
↓
0.28株
結果
↓
1株未満
↓
発注不可
つまり
積立金額が株価より小さい
と購入できません。
■ ではどうすればいいのか?
投資家として考えると、選択肢は3つあります。
① 積立金額を増やす
最もシンプルな方法です。
例えば
4,000円積立
↓
1株購入
なら問題なく買えます。
② 資金を貯めてから買う
もう一つの方法は
1,000円積立
↓
4ヶ月貯める
↓
4,000円
↓
1株購入
という方法です。
これは
「少額投資 × 個別株」
を両立できる現実的なやり方です。
③ 投資信託を使う
もし
「とにかく少額で自動積立したい」
なら、投資信託の方が向いています。
例えば
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
なら
100円
500円
1000円
のように自由な金額で積立できます。
■ 今回の出来事から学んだこと
今回の「発注不可」は失敗ではなく、むしろ良い経験でした。
なぜなら、
日本株の仕組みを理解できたからです。
日本株は
- 株数で購入する
- 1株未満は買えない
- 株価より小さい金額では投資できない
という特徴があります。
このルールを知らないと、今回のようなエラーに必ずぶつかります。
■ まとめ
今回のポイントをまとめます。
今回のエラーの原因
積立金額 < 株価
だったこと。
その結果
1株未満
↓
発注不可
となりました。
ですがこれは、日本株投資を理解する上でとても大事なポイントです。
これから個別株投資を始める方は、
「株価より小さい金額では買えない」
というルールを覚えておくと、同じ失敗を避けることができます。
少額投資でも、少しずつ知識を積み重ねていきたいですね。

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