おはようございます。
100円投資を続ける個人投資家の中村です。
前回の記事では、損保株を保有するうえで避けて通れないテーマ――
南海トラフ地震
気候変動による災害の激甚化
こうした「構造的リスク」について、自分なりに整理してみました。
調べれば調べるほど、ある疑問が浮かびます。
「では、このリスクをどう扱うのか?」
投資は、未来を当てるゲームではありません。
崩れない設計を作るゲームです。
今日は、その設計について書いてみます。
個別株の役割:MS&ADは「鋭さ」を担当する
私は現在、損保株としてMS&ADを100円から積み上げています。
この銘柄を選んだ理由は明確です。
- 高い配当利回り
- 日本の損保業界の寡占構造
- 金利上昇局面での収益改善余地
- 自社株買いを含む株主還元姿勢
長期投資の対象として、非常に魅力的です。
しかし同時に、弱点もはっきりしています。
損保というビジネスは本質的に、
- 巨大災害
- 保険金支払いの急増
- 料率規制
といった要因の影響を受けます。
つまり、
強い企業ではあるが、単独では安定しない
これが、現時点での私の評価です。
ここで必要になるのが「もう一つの軸」です。
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オルカンの役割:「底」を作る資産
私が100円積立をしているオルカン(全世界株式)は、個別株とはまったく役割が違います。
オルカンが持つ分散は、非常に広いものです。
- 地域の分散
- 通貨の分散
- 産業の分散
- 数千社規模の企業分散
ここで重要なのは、次の一点です。
日本に巨大災害が起きても、世界経済は止まらない。
これは感覚ではなく、構造の話です。
仮に日本の保険会社の収益が一時的に悪化しても、
- アメリカのテック企業
- 欧州の製薬会社
- インドや東南アジアの成長企業
世界のどこかでは、経済活動が続いています。
オルカンは、その「世界全体の底力」を持っている資産です。
分散の本質:同時に下がらないものを持つ
分散投資という言葉はよく聞きますが、本質はシンプルです。
値動きの違うものを持つこと
これだけです。
専門用語では「相関」と呼ばれますが、難しく考える必要はありません。
例えば、
- 日本の巨大災害 → 損保株は下がりやすい
- しかし世界経済全体 → 影響は限定的
このように、
同じ理由で同時に崩れない組み合わせ
これが分散です。
分散はリターンを最大化する技術ではありません。
退場を防ぐ技術です。
私の現在のポートフォリオ設計
現時点での私の資産の考え方は、シンプルです。
MS&AD:エッジ(鋭さ)
配当と個別企業の成長を取りにいく部分。
オルカン:ベース(底堅さ)
世界経済の成長に乗る部分。
現金:防波堤
暴落時に冷静でいるための余白。
比率はまだ小さいですが、設計思想ははっきりしています。
個別株だけでは不安定。
インデックスだけでは面白くない。
だから、両方持つ。
それだけです。
100円投資の本当の意味
ここで改めて思うのは、
100円という金額の強さです。
少額だから、
- 続けられる
- 感情が揺れない
- 相場に居続けられる
そして、
居続けるから分散が機能する
ここが重要です。
分散は、短期では効果が見えません。
時間が経って初めて意味を持ちます。
だからこそ、
続ける仕組みが最優先
だと私は考えています。
100円投資は、資金が少ない人の戦略ではありません。
長く市場に残るための戦略です。
まとめ:恐怖は消えない、だが配置は変えられる
南海トラフは止められません。
気候変動も止められません。
相場の暴落も止められません。
しかし、
持ち方は変えられる。
リスクを消すことはできない。
だが、分散すれば鈍らせることはできる。
私はこれからも、
- 日本株を少しずつ積み上げ
- 世界株を淡々と積み立て
この形を続けていこうと思います。
派手さはありません。
でも、長く生き残る形です。
そして投資において、一番強いのは――
最後まで市場に残った人だと思っています。

楽天証券でのオルカン100円自動積立投資の仕方についても別記事で紹介してますので、参考にしてみてください。▼
【スマホで完結】失敗しない「100円積立」の設定ガイド|楽天証券で資産の土台を作ろう | フリーターの投資日記







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