ブログ運営98日目。
そして通算102記事目です。
いよいよ、私の積立投資スタート予定日である4月9日まであと7日になりました。
そんなタイミングで、世界では**中東情勢(イランを巡る緊張)**が強く意識されています。
ニュースを見ていると、
- 「こんな不安定な時に投資を始めて大丈夫なのか?」
- 「始めた瞬間に暴落したらどうしよう」
- 「今は待った方がいいのでは?」
そんな気持ちになる人も多いと思います。
正直に言えば、私もこうした相場の緊張感は無視していません。
ただ、それでも私は予定通り、4月9日に積立を始めるつもりです。
なぜか。
それは、「大丈夫そうだから」ではありません。
むしろ逆で、不安定な相場でも続けられるように作られた仕組みが、積立投資だからです。
そしてその考え方は、FP3級で学ぶようなお金の基本知識とも、きれいにつながっています。
今日は、
**「イラン情勢のような地政学リスクがある今でも、なぜ積立投資を始める価値があるのか」**を、初心者向けに整理してみます。
なぜ中東情勢が悪化すると、投資が怖く感じるのか
まず最初に、多くの人が不安になる理由から整理しておきます。
イラン情勢のような地政学リスクが高まると、市場では次のような連想が起こりやすくなります。
- 原油価格が上がるかもしれない
- 輸送コストやエネルギーコストが上がるかもしれない
- 企業の利益が圧迫されるかもしれない
- 景気が悪くなるかもしれない
- その結果、株価が下がるかもしれない
つまり、多くの人の頭の中では、
「中東の緊張 → 原油高 → 物価上昇 → 景気悪化 → 株安」
という流れがイメージされるわけです。
これは決して大げさな心配ではありません。
実際、世界の株式市場は不確実性を嫌うので、戦争や紛争、外交摩擦のニュースが出ると、一時的に株価が大きく動くことがあります。
だからこそ、「今から投資を始めるのは危ないのでは?」と思うのは、むしろ自然な感覚です。
でも、ここで大事なのは、
「相場が不安定であること」と「積立投資を始めるべきではないこと」は、同じではない
という点です。
この違いを理解できるかどうかで、投資への向き合い方は大きく変わります。
FP3級で学ぶ「リスク管理」は、“避ける”ではなく“備える”発想
FP3級では、投資のテクニックそのものよりも、
お金とリスクの基本的な考え方を学びます。
その中でも、投資初心者にとって非常に重要なのが、
「リスクをゼロにすることはできない。だから、管理する」
という考え方です。
これは投資だけでなく、保険や家計管理にも共通する、お金の基本姿勢だと思っています。
今回のテーマに関係する言葉でいうと、次の2つがあります。
地政学リスク
戦争、紛争、外交対立、政変など、国際政治や安全保障上の問題が経済や市場に与える影響のことです。
カントリーリスク
特定の国や地域の政治・経済・制度・通貨などの事情によって、投資先としての不確実性が高まることです。
こうしたリスクは、個人投資家が努力しても完全には避けられません。
どれだけニュースを見ても、どれだけ考えても、
未来を正確に予測することはできないからです。
だからこそ重要なのは、
「当てること」ではなく、「外れても致命傷にならない形にしておくこと」
です。
私はこの考え方こそ、初心者が最初に身につけるべき投資の土台だと思っています。
なぜ私は“オルカン”を選ぶのか。答えは「分散投資」にある
では、どうやって「外れても致命傷にならない形」を作るのか。
その答えの1つが、FP3級でも出てくる分散投資です。
分散投資
1つの会社、1つの国、1つの資産に集中せず、投資先を分けることでリスクを抑える考え方です。
たとえば、もし投資先が1社の個別株だけだったら、その会社の業績悪化や不祥事で資産が大きく傷つく可能性があります。
もし投資先が1つの国だけだったら、その国の景気後退や政治不安の影響を強く受けます。
でも、私が積立先として考えている**全世界株式(いわゆるオルカン)**は、世界中の多くの企業に幅広く投資する仕組みです。
もちろん、世界で大きな問題が起きれば影響は受けます。
でもそれでも、1社や1国に集中するよりはるかにマシです。
つまりオルカンは、
- アメリカが強い時は、その恩恵を受ける
- 新興国が成長する時は、その恩恵を受ける
- 一部の地域が不安定でも、他の地域や産業で支える
という、「世界全体に賭ける」設計になっています。
私がオルカンを選ぶ理由は、投資の才能があるからでも、未来が見えるからでもありません。
むしろ逆で、
「未来が読めないからこそ、広く分散された仕組みに乗る」
この発想が、自分の性格にも、初心者としての立場にも合っていると感じているからです。
本当に怖いのは、株価の下落だけではない
投資を始める前、多くの人が一番怖いと感じるのは、やはり株価が下がることだと思います。
たしかにそれは分かりやすいリスクです。
口座残高が減れば、誰でも不安になります。
でも、FP3級の視点で見ると、
実はもう1つ、見落とされがちな大きなリスクがあります。
それが、インフレです。
インフレ(インフレーション)
モノやサービスの価格が上がり、相対的にお金の価値が下がることです。
中東情勢が悪化すると、原油価格が上昇する懸念が高まります。
原油は、ガソリンや電気だけでなく、物流や製造コストにも影響するため、私たちの生活に広く波及します。
つまり、
中東の緊張 → 原油高 → 物価上昇(インフレ)
という流れです。
ここで考えたいのは、
「何もしないことは、本当に安全なのか?」
という問いです。
銀行預金は、元本が大きく減りにくいという意味では安心感があります。
ただし、物価が上がり続ければ、お金そのものの“買う力”は少しずつ弱くなっていきます。
たとえば、今100円で買えるものが、将来120円必要になるなら、
現金をそのまま持っているだけでは、実質的に価値が目減りしていることになります。
これは一見すると見えにくいですが、長期では非常に重要です。
だから私は、
「投資しないこと=ノーリスク」ではない
と考えています。
何もしないことにも、ちゃんとコストがあります。
だから私は、4月9日に予定通り積立を始める
ここが、今日一番伝えたいことです。
私は今の相場環境でも、
4月9日に予定通り積立を始めるつもりです。
その理由はシンプルで、
私は相場を読んで勝ちたいのではなく、仕組みで続けたいからです。
その中心にあるのが、ドルコスト平均法です。
ドルコスト平均法
価格が高い時には少なく、価格が安い時には多く、一定額を定期的に買い続ける投資方法です。
この方法の良いところは、
「いつ買うべきか」を毎回考えなくてよくなることです。
投資初心者が一番迷うのは、
- 今は高いのでは?
- もう少し待てば安くなるのでは?
- 今買ったら損するのでは?
という、「タイミングの悩み」です。
でも、積立投資はその悩みをかなり減らしてくれます。
- 上がっても買う
- 下がっても買う
- 不安でも買う
- 楽観でも買う
このルールを機械的に回していくのが、積立の強さです。
そしてもし、イラン情勢などの影響で株価が下がるなら、
積立投資家にとってはそれは単なる悪材料ではありません。
なぜなら、
同じ金額で、より多くの口数を買える局面
でもあるからです。
もちろん、下がっている最中は気分が良くありません。
でも長期で見るなら、安い時に多く買えていることは、将来のリターンにとってプラスに働く可能性があります。
だから私は、
「相場が不安だから始めない」ではなく、「相場が不安でも続けられる方法を選ぶ」
という考え方を取りたいです。
初心者が一番やってはいけないこと
投資初心者が一番やってしまいがちで、そして一番もったいないのは、
怖くなって始めないこと
あるいは
始めたのに、下がった瞬間にやめること
この2つだと思っています。
もちろん、生活費や緊急資金まで投資に回すのは違います。
生活防衛資金がない状態で投資を始めるのは、合理的ではありません。
でも、余裕資金の範囲で、
- 少額から
- 長期で
- 分散して
- 積み立てる
この条件がそろっているなら、
ニュースが不安だからといって止まる必要は、必ずしもありません。
むしろ、長期投資において本当に痛いのは、
**「不安に反応して、ルールを崩してしまうこと」**です。
相場は、いつの時代も何かしらの不安材料を抱えています。
- 戦争
- インフレ
- 金利上昇
- 景気後退
- 政治不安
- 為替の乱高下
逆に言えば、
「何の不安もない完璧なスタート日」なんて、たぶん一生来ません。
だからこそ重要なのは、
完璧なタイミングを探すことではなく、
自分が続けられるルールを先に決めておくことだと思っています。
私は「予測」ではなく「継続」に賭ける
投資をしていると、どうしても未来を予測したくなります。
- 今は高すぎるのでは?
- そのうち暴落するのでは?
- ここからもっと下がるのでは?
こうした考えは、投資をしていれば誰でも浮かびます。
私も例外ではありません。
でも、これを継続的に正確に当てるのは、プロでも難しい世界です。
だから私は、
未来を当てることよりも、自分が続けられる行動を整えること
に重きを置きたいと思っています。
これは、ブログ運営にも少し似ています。
1本の記事がすぐ伸びることもあれば、
最初は読まれなくても、後から評価される記事もあります。
その場の反応だけを見ると不安になることもありますが、
積み上げたものは、時間をかけて効いてくることがあります。
投資も同じで、
短期の値動きだけを見ると怖くなりますが、
長い時間軸で見れば、淡々と続けること自体に意味が出てくる可能性があります。
私は、短期のノイズではなく、
長期の複利に賭けたいです。
まとめ:軍師は、相場の悲鳴ではなくルールに従う
イラン情勢のような地政学リスクが高まると、
相場が不安定になることは十分ありえます。
不安になるのは、自然なことです。
でも、FP3級の知識で整理すると、見えてくることがあります。
- 地政学リスクは避けられない
- だからこそ分散投資が重要
- インフレは、現金だけの弱点を突いてくる
- ドルコスト平均法は、不安定な相場ほど機能しやすい
- 初心者ほど、予測より継続が武器になる
私は4月9日、
予定通り、積立投資を始めます。
世界が揺れていても、
私まで一緒に揺れる必要はない。
相場に感情で立ち向かうのではなく、
ルールで守る。
それが今の私にとっての、
**「最強の盾」**です。
おわりに
もし今、あなたが
- 「始めたいけど怖い」
- 「暴落したら嫌だ」
- 「今はタイミングが悪い気がする」
と思っているなら、
それはむしろ普通の感覚です。
大事なのは、その不安を「何となく」で終わらせず、
知識で整理して、行動に変えることだと思います。
私はその練習として、
ブログも、FP3級も、投資も、少しずつ積み上げていきます。
4月9日まで、あと7日。
ここからも、淡々と進めていきます。

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